チネイザンマッサージは内臓を揉むだけのマッサージではありません。
陰陽五行説に基づく「食」の考え方と、マクロビオテックの組み合わせによって、中からも外からも健康へと導く、文字通り心身ともに健康になることができるのが、チネイザンマッサージなのです。

今回はそんな、心と身体を癒してくれるヒーリングフードを相性の良い内臓と合わせてご紹介します。

普段行なっているセルフチネイザンと合わせて、真の健康へと近づきましょう。

5つのチネイザンに合ったヒーリングフードのご紹介

怒りやイライラ、疲れ目など「肝」からくるトラブルを減らすためには、「木」の要素を暮らしに取り入れるのがポイントです。

ヒーリングフード

  • ほうれんそう、野草
  • お味噌汁
  • ひじき

「肝」を癒すには、緑の食べ物が効果的です。

血液の状態が悪いと、怒りが生まれやすくなってしまいます。

緑葉色野菜や海藻、発酵食品が血液をキレイにしてくれて、怒りも浄化してくれます。

「木」の要素である緑の野菜をたくさん摂って、血液をサラサラにしてイライラとは無縁の快適な暮らしにしましょう。

「あれもこれもしなきゃいけない」とエネルギッシュに動き回ったり、不必要に焦ったりするときは「心」に負担がかかり、血流が過剰になってしまっている可能性があります。

そんなときは「心」のチネイザンで落ち着きを取り戻す工夫をしましょう。

ヒーリングフード

  • トマト
  • 梅干し
  • ごま

「心」を癒すには、熱を発散させることがポイントです。

とくに夏トマトなどの赤い夏野菜がおすすめです。

夏にひんやりとしたトマトを食べることで、なんだかすっきりみずみずしい気持ちになりますよね?

そんなとき、実は体温も下げることができているのです。

ほかにも、天然の塩を使った梅干しやごま塩も取り入れてみてください。

過ぎてしまったことをくよくよ悩んだり、ちょっとしたことでもどうしようと焦ってしまったりするときは、「脾」が弱ってしまっています。

そんなときは、「脾」のチネイザンをおこなって、自分本来のリズムを取り戻しましょう。

ヒーリングフード

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • とうもろこし

「脾」を回復させる食べ物は、五行の「土」「黄」がキーワードになります。

土の中で育った野菜や、黄色の野菜を積極的に食べましょう。

また、「脾」が疲れていると、甘いものが欲しくなってしまいます。

その場合も、できるだけお菓子やケーキのようなものではなく、甘酒のような自然の甘みで補いましょう。

もちろん、こちらで紹介したかぼちゃやさつまいも、とうもろこしも自然の甘みが含まれています。

「肺」は、とくに悲しみの感情と関わりが深いです。

肺の機能が弱ってしまうと感情も弱くなってしまい、悲観的になりがちに。

生活の中から身体と感情を立て直しましょう。

ヒーリングフード

  • 大根
  • ねぎ
  • レンコン

「肺」を癒してくれるのは、白い食べ物と皮付きの食べ物です。

土の中で育った野菜はとくにおすすめできます。

肺とつながる、まるで身体の中にある気管のように空気穴のあるレンコンには肺を修復する効果があります。

特徴としては、どれもお料理に使いやすい食材ばかりなので、意識して使うことで積極的に摂ることができそうですね。

「腎」の調子を整えることは、心の奥にある恐れを取り除くということ。

飲み水にこだわるなど、水分との付き合い方も大きなポイントとなります。

腎のチネイザンをおこなって、自分への自信を取り戻しましょう。

ヒーリングフード

  • さといも
  • あずき
  • しょうが

「腎」を癒して、機能を高めるには代謝がアップする食べ物を撮りましょう。

とくに腎臓を形が似ているあずきは、利尿作用もあり、むくみ対策にも効果的な食べ物です。

積極的に摂って元気をチャージしましょう。

ヒーリングフードを摂って身体の中からキレイに

今回は、陰陽五行説に基づいた5つのチネイザンと、それぞれのおすすめヒーリングフードについてのご紹介でした。

もちろん、ここでご紹介した食べ物以外にもたくさんのヒーリングフードがあるので、気になる方は一度ワークショップにお越しくださいね。

チネイザンマッサージをおこなって、ヒーリングフードなど食生活にもこだわれば、きっと今よりもっと素敵な生活を送れるようになります。

是非実践してみてくださいね。