現代社会は社会情勢や、常識が日ごとに変わるということも少なくありません。
そんな日々の生活の中で生活に直結する不安を抱えてらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
「今の職場にずっといられるだろうか」
「貯金がなくなってしまうのではないだろうか」
「ずっと健康でいられるのだろうか」
「今、こんな生活をしていて大丈夫なのだろうか」
「これから先どんなことが起こるのだろうか」
チネイザンでは、腎は恐怖と結びついていると考えられています。
小さな不安から、大きな不安まで、心配事がたくさんあるという方は「腎のチネイザン」を行うことで気持ちが楽になるかもしれません。
ネガティヴな思考から脱却したいという方へ
例えば、初めての職場にいくとき「これから大丈夫だろうか。うまくやっていけるだろうか。」そんな緊張や不安を誰しも感じたことはあると思います。
しかし、過度にネガティヴになってしまうという方は「腎」に疲れが溜まってしまっているのかもしれません。
チネイザンによるマッサージだけなく、温泉に入ったり、軽くウォーキングをすることも「腎」を元気にするために効果的です。
~腎のチネイザン~
生命力を司どる「腎」を大切に
成長、発育、生殖に関する働きに対して、生涯に渡って影響を及ぼす「腎」。
まさに、生命エネルギーの源のようなところと言えます。
この「腎」が弱っていると新陳代謝が悪くなる、活力が落ちる、などといった症状が現われます。
以下のような症状がある場合は要チェックです。
- 足腰がだるく、冷える
- 肌の色がくすむ
- 顔がむくむ
- 失敗を恐れて勇気が出ない
- 耳鳴りがする
- めまい、ふらつきがある
- おしっこの回数が多い
- 白髪が増えた
「腎」はホルモンの働きにも影響を与えるため「若々しさ」を左右します。
老廃物の代謝が悪くなったり、身体を温める機能が落ちて冷え性になる、潤いがなくなるなど、老化と同じ症状があわられます。
「年かも・・・」と感じたら「腎」のケアを始めましょう!
また水分代謝や膀胱の働きにも影響があるため、トイレが近くなったり、回数が増えるといったトラブルも多くなります。
「腎のチネイザン」を実践しましょう。
腎臓は背中の両側、腕を下ろしたときの肘の位置にあります。
胃の背後に隠れるように左右に並んでいる臓器です。
強すぎる刺激は禁物なので、優しいタッチでマッサージをしていきます。
①壁にお尻をつけ、足を上げる。
壁にお尻をつけて、両足を上げます。
②〜④に進めないという方はこの①だけでも
効果があります。
②少しずつお尻を上げて、さらに足を高く。
かかとで壁を登るようなイメージで、お尻をどんどん上げていきます。
このとき、首に負担がかからないように注意しましょう。
③背中全体を立たせる。
背中が立ち、肩だけで逆立ちをしている姿勢にします。
かかとだけで支えるのが難しいという方は、下図のように足の裏全体で支えてしまっても問題ありません。
④両手で「腎」をパタパタと叩く。
③の状態から手を上げて、「腎」をパタパタと軽くリズミカルに叩きます。
10〜20回ほど叩いたら楽な姿勢に戻ります。
このとき、叩く力に注意。強い力で叩くと腎に負担がかかってしまうのであくまでも軽く叩くのがポイントです。
1日のうち、この①〜④を1セット行いましょう。
これは、身体を動かして行う「動」のチネイザンです。
これとは別に、座りながら気軽に行える「静」のチネイザンもありますので、気になるという方は、随時開催しているワークショップにご参加くださいね。
腎のチネイザンで恐怖に負けない自分を作ろう!
「腎」の調子を整えることは、心の奥にある恐れを取り除くということ。
「自分は大丈夫。自分なら出来る。」という根拠のない自信を持つことで、自然と勇気が湧いてきます。
そんな勇気こそ、恐怖を払ってくれて「腎」を強くする一番の薬です。
お風呂に入ってたくさん汗をかくのも、腎のケアの一つ。
シャワーだけで過ごさず、毎日のお風呂を習慣にしてみましょう。
腎のケアを行って、恐怖に負けない自分作り、昨日よりもっと若々しくいれる自分作りをしましょう!