「毎日毎日、仕事ばかりで忙しくてリラックスできていない」
そんな、いそがしい日々の生活の中で「なんだか孤独感を感じる」「寂しい」そう感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、「肺」が疲れてしまっているのかも。
「肺」は呼吸をするために絶対不可欠な部分です。
そんな「肺」が疲れてしまっていると、ネガティヴな感情がどんどん押し寄せてきてしまいます。
「肺のチネイザン」を行って、一度リフレッシュしてみてくださいね。
あなたは今、寂しいですか?
「寂しいですか?」「悲しいですか?」と聞かれて「はい」と答えてしまうとなんだか負けた気持ちになってしまいますよね。
では、「呼吸は浅くなっていませんか?」と聞かれるとどうでしょう。
普段は自分の呼吸について意識をすることはないと思います。
しかし、落ち込んだときや悲しいとき、人は無意識に下を向いてしまっているものです。
そして、その姿勢が肋骨を圧迫し、肺呼吸を縮めてしまい、呼吸全体を浅くしてしまうのです。
普段パソコン業務の方などはとくに、姿勢が悪くなってしまうため肋骨が圧迫されて呼吸が浅くなりがちです。
姿勢が悪いと、深い呼吸ができなくなってしまいます。
深い呼吸ができないと、「悲しみ」という感情が身体の外へ出て行かなくなってしまいます。
~肺のチネイザン~
身体の内部と外をつなぐ「肺」
「肺」があらわすのは感情以外にも呼吸器系、皮膚、バリア機能です。
普段風邪を引きやすかったり、肌荒れをしやすいという方は「肺」のエネルギーが落ちてしまっている可能性があります。
以下のような症状がある場合は要チェックです。
- アレルギー症状がでる
- 肌がカサカサする
- 咳や痰がでる
- 鼻づまり、鼻炎気味
- 季節の変わり目に風邪をひく
- 年中、便秘気味
- 悲観的になりがち
- 呼吸が浅い
チネイザンでは、悲しみ、失望、孤独感は肺に溜まると考えられています。
肺は大腸とペアで働いているので、これらの感情が蓄積した結果、大腸が固くなり、便秘や、下痢などを引き起こしてしまいます。
また、肺・大腸は皮膚とも繋がっているため、皮膚のトラブルも表面化してきてしまいます。
普段から皮膚が乾燥しやすいという方は、肺呼吸が浅いことが原因でもあるので、呼吸器系の改善には「肺のチネイザン」がオススメです。
新鮮な空気を吸い込み、身体に不要な二酸化炭素を吐き出す・・・
「肺」は「外界と身体をつなぐ」という大切な役割を担っているといえます。
それと同時に身体を外部から守る免疫機能を司どっています。
水分代謝やリンパ液の循環と大きく関わりを持ち、「肺」のエネルギーが減少すると、身体全体の「巡り」が悪くなり、風邪を引きやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなったりします。
「肺のチネイザン」を実践しましょう。
「肺」は肋骨の下の両胸に位置しているため、他の臓器のように固い・冷たいなどの変化は感じにくく、直接力をくわえる事ができません。
肋骨を叩いたり、肺周辺の横隔膜やリンパ筋をもみほぐす事でマッサージをしていきます。
感情では「悲しみ」と関係があります。
些細なことで悲しくなったり、ちょっとしたことで涙が止まらなくなるときは「肺」のケアをはじめましょう。
①肋骨を叩いて「肺」に刺激を与える
イスに軽く腰掛けて、両胸の上に手を当てて軽く息を吐きながら、叩く音を「肺」に響かせるようなイメージで手のひらでぽんぽんと交互に叩きましょう。
②肋骨をほぐす
軽くこぶしを握って両胸の横に当てたら、力を入れすぎずにゆっくりと動かしてもみほぐします。
1日のうち、この①〜②を3セット行いましょう。
これは座りながら出来る「静」のチネイザンです。
これとは別に「動」のチネイザンもありますので、気になるという方は、随時開催しているワークショップにご参加くださいね。
「肺のチネイザン」で悲しみを解消しましょう!
悲しみと関わりの深い「肺」は、機能が弱ると感情も弱くなり、悲観的になりがちに。
「肺のチネイザン」を行って、生活の中から身体と感情を立て直しましょう。
「これでなきゃダメ。」という頑固さが「肺」を痛めてしまいます。
人の意見に耳を傾けて、生き方を変える準備ができていると人生は驚くほどスムーズになります。
こだわりを捨てて、身軽になり、悲しみを解消して豊かな人生を送りましょう!