会社や上司への不満や、自分への不満、悩み事が多い・・・。
日々生活している中で、悩みごとは後を絶ちませんよね。
しかし、いつまでも悩み事を引きずってしまっていると身体にも心にも悪影響を与えてしまいます。
また、悩み事から食欲が湧かないという方も多くいらっしゃると思います。
食欲の低下や胃もたれでお悩みの方は「脾」が疲れてしまっているのかも。
そんな方には、「脾のチネイザン」がオススメです。
脾のチネイザン
くよくよ思い悩むと「脾」を傷める!
消化吸収の働きを総称して「脾」と言い、脾臓だけではなく胃や膵臓を指します。
「脾」のトラブルが表れるのは胃腸で、食欲不振や食べ過ぎなどはその代表的なケースです。
以下のような症状がある場合は要チェックです。
- 甘いものが好き
- 取り越し苦労、心配性
- 雨の日は調子が悪い
- 肌が黄色っぽい
- 口臭が気になる
- 顔のたるみが気になる
- 消化不良、胃下垂ぎみ
- 何を食べても太れない
- 口角が切れる、唇が荒れやすい
食後の甘いものをやめられないという人は多いと思いますが、そんな方は要注意!
「脾」に問題があるのかもしれません。
自然の甘み(さつまいも・とうもろこし・かぼちゃ等)で補いましょう。
また、水分代謝がうまくいかずむくみが出やすかったり、水分を取りすぎてバテてしまうのも「脾」が弱っているサインです。
「脾のチネイザン」を実践しましょう。
膵臓と胃を同時にケアしてあげる事で心と身体をほぐしていきましょう。
ふたつの臓器が位置しているのは、左の肋骨の下あたりにあります。
「脾」の機能が落ちていると、この左肋骨の下の部分が固くなってしまっていたり、冷たくなっていたりします。
そんなときは身体の中に余分な水分と、不平や不満が溜まっているのかも。
食事の前のチネイザンで心と身体をほぐしてあげましょう。
膵臓は胃の裏側に位置しているので、両手でゆっくり押してマッサージをしていきます。
①「脾」に手を当てて、大きく息を吸い込む。
イスに軽く腰掛けて、左肋骨の下に両手の指先を当てて大きく息を吸い込みましょう。
このとき、少しお腹のあたりを覗き込むようにすると押しやすくなります。
②息を吐き出しながら上体を倒す
「フゥ〜」と息を吐き出しながら上体を倒し、両手の指先を肋骨の下にめり込ませるイメージで押し込みましょう。
③「脾」の上でゆっくり円を描く
指で押さえたまま、上体を戻したら、両手の指を揃えた状態で「脾」の上で約10秒間、円を描きましょう。
1日のうち、この①〜③を3セット行いましょう。
これは座りながら出来る「静」のチネイザンです。
これとは別に「動」のチネイザンもありますので、気になるという方は、随時開催しているワークショップにご参加くださいね。
「脾のチネイザン」で自分本来のリズムを取り戻しましょう。
不安や不満をためてしまったり、過ぎたことを後悔するなど、くよくよ思い悩む事も「脾」の機能が落ちているサイン。
日々の生活の中で「どうしよう!」と焦ってしまうことが多いと「脾」が弱ってしまっているのかもしれません。
そんな時は、冷たく硬くなった場所をほぐして、余分な水分と一緒に悩みも流してしまいましょう。
「ああでもない、こうでもない」と思い悩んでしまうのは完璧主義だからこそ。自分でダメだと思ったとしても、頑張っている自分を認めてあげることで最高の癒しとなります。
「脾のチネイザン」を行って、自分本来のリズムを取り戻しましょう!