先日来られていたチネイザン施術のお客様のお母様が39歳で脳の病気を発症されたのを聞いて彼女は当時小学4年生だったそうでその頃の彼女の苦労を考えると施術中に私も胸にこみ上げてくるものがありました。

私の母が脳の病気を発症したのは66歳の時のことで今からちょうど2年前にさかのぼります。

なので、「病気になった母」というものを受け入れるには大人になって、子供を持った親になった私でも相当長い年月がかかったので今は、自分が脳の病気にかからないような生活を心がけようと思っています。

そんな私ですが、母の病気のこともあって1年ほど前から脳外科クリニックに通って定期的にMRIを受けるようにしています。

動脈瘤破裂や脳梗塞は遺伝的要素は少ないといわれていますが一時、育児と仕事の疲れからかとっても頭が痛い時期があってそれがズキズキとずっと続くので
(今思えば母が倒れたこともあって、仕事をしつつ小さい子供を育てるという相当なストレスがあったかと思います)周りが心配して一度見てもらった方がいいと言われたので脳のMRIは高額なのを知りつつも受けてみました。

すると・・・

昔昔、相当なストレスがかかったのか脳に少しだけ黒いポチというのがありました。

先生も気にする程度ではないものの経過観察をしようと言ってくださってそれからは3か月後、半年後、そして1年後と、その黒いポチ、が大きくなっていないか、他の部分の血管が詰まっていないか、等を定期的に時系列で経過観察するようにしています。

先生曰く・・・のところで、私も、ぐさり、と突き刺さった言葉があってもう帰ってこない20代に、本当に気を付ければ良かった・・・と思うことを
多々、してしまったことがあって、その時期に黒いポチができたんだろうなと思います。

脳の老化(病気)を生む恐ろしい習慣

  • 夜通しお酒を飲むこと
  • 記憶をなくすほど飲むこと
  • 徹夜をすること

この3つです。

うわぁ、、、思い当たる・・・。

そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

過去を顧みても、仕方がありませんが、20代はやってしまいますよね。

特に危険なのは、記憶をなくすほど飲むこと、なんですって。

記憶をなくす、ということ自体が、脳の細胞を破壊する行為なので、本当にやめてください、とお医者さんがおっしゃっていました。

夜通し飲んでも、大丈夫な人もいるし、記憶なくすのは、20代の勲章、徹夜も、ある意味、若さの勲章、なんて、考えは、まったくよろしくなかったわけで・・・

できれば、20代の仕事を頑張っている世代の方々にこの3つはできるだけ、避けていただきたく、思います。

自分がやってしまった過ちだからこそ次の世代にはしてもらいたくない!

そう年寄りのお節介ですね。w

脳の血管チェックの方法

また、母は、脳の動脈瘤が破裂する前から、エスカレーターにスムーズに乗れませんでした。

一瞬、つまづくのです。

普通、そのまますっと登れますよね。

それが、乗れないのです。

大腿骨の手術をずっと以前にしていたこともあって、足が思うように動かないのだろう、そのくらいにしか思っていませんでしたがこれも、脳梗塞の兆候らしいです!

脳の指令が足まできちんといっていない証拠です。もし、皆さんのお父さんお母さんがこのようなことがあったら、一度、MRIで検査していただくことをお勧めします。

そして、逆に、

脳のためにやってあげたいこと!

1.ストレスを発散すること

脳にストレスを溜めないことです。

一番のお勧めは泣くセラピーです。

今は、Youtubeでも泣ける動画がたくさんあるので、ぜひ、一日に一度、泣く習慣を作ってみてください。

私の仲良しの生徒さんは、これでダイエットにも成功しています!

2.朝ごはんは和食

朝ごはんは最低でも30回以上噛んで食べる。

そうすることで脳に刺激がいき、頭の血流が良くなります。

噛むことは「か」「み」=神ということなのです。

噛むことによって、自分の中の霊性が磨かれる行為でもあり、東洋医学でいうと腎と心の養生になります。

腎と心(シン)の二つで、神経を司っているのです。

そもそも、神=ジンと読みますね。

腎のケアは何よりも大切です。

ですから、睡眠が大切なのは言うまでもありません!

また、日中ぼーっとしてしまうのは、朝からお砂糖の取りすぎです。

ということは・・・

3.甘いものを控える

脳はシナプス間で情報を伝達しています。

お砂糖は絶縁体です。

情報交換をさまたげてしまうのです。

現に、甘いケーキを食べた後に、体脂肪計に乗ると、1%は増えていますよね。

体の中の電気信号が滞る証拠です。

絶縁体のお砂糖をがっつり取ってしまうことはグリコーゲンを届けること以上に恐ろしいことになりかねません・・・。

受験生の親御さんも、受験には甘いものではなく塩気のあるもの、と覚えていてください。

私は、受験生時代、おやつに銀杏を食べていました。笑

銀杏は、記憶力向上の効果があるそうです。

受験生のころ、本当に記憶力が良かったのを今でも覚えています。笑

ということで、私の経験と、家族から言える脳のいたわり方でした。